ライターとして、「人生の答え合わせ」ができた。「ガイダンス」、いわゆるプロローグ的なものから、こんなに夢中になって読んだ本など他にない。 言葉を追うだけで、体の芯が熱くなって、ドキドキが止まらなかった。 ふと、これが「ライター向けの教科書」だということを忘れてしまう。...
「どこまでも世間と相いれない人たち」の物語読み終わった後、涙がぽろぽろっと出た。 最後のシーンに感動して……とかではなくて、本を閉じた後で、なぜだかぽろぽろっと。 何の涙なのかよくわからなかった。 1章を読んだ時は、サスペンスなのかな、と思った。 2章を読んでいる時、何か知っているような感覚になって、これは何だろう...
竹鶴政孝の想いが伝わる「ヒゲのウヰスキー誕生す」※もう6年も前になりますが、『ヒゲのウヰスキー誕生す』を読んだ感想を別のところで書いていたので、それをそのままコピペします↓ 子供の頃から、ウイスキーの蒸留所は身近なものだった。 町内にサントリーの山崎蒸留所があり、近くまで行くとウイスキーの香りが漂ってくる。...